“スポーツトレーナー荻山悟史の姿勢が良くなるメールマガジン”で連載した、私がトレーニングを始めた高校生の頃からトレーナーとして働く現在に至るまでの話を転載します。
2014年11月号より
私が初めて本格的にトレーニングを開始したのは高校2年生の夏でした。所属していた野球部の大会で敗退して、3年生が引退すると部員不足により、それ以降の活動が停止になってしまいました。
夏休みの時間を持て余していた16歳の荻山少年は、両親の勧めで自宅近くの東京体育館のトレーニングジムに通うことに。
小学生のときから背の順はいつも前から2番目、非力で腕相撲も弱かった自分に本当に筋肉が付くのか!?と半信半疑で肉体改造に取り組みました。それから半年後、3年生に進級すると隣の高校と合同チームという形で大会出場を目指すことが決まり、野球を再開しました。
このとき半年前とはまったくの別人になっていた自分に本当に驚いたことを今でも覚えています。野球の練習をしていないのに投げても打っても以前より遠くへ飛んでいくボールを見て、初めて自分に自信を持つことができたように思います。このとき面倒をみていただいた東京体育館の遠藤トレーナーは私にとって恩人です、ありがとうございました。[つづく]
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