ダルビッシュ投手の肘の手術とピアニストの手の使い方の関係性

先日、メジャーリーグのダルビッシュ投手が右肘の内側側副靭帯の再生手術(トミージョン手術)を受けたと発表がありました。

トレーニング中にクライアントさんとその手術について話をしていたところ…

「肘の内側ってどこですか?」
と聞かれたので
「小指側の側面が内側ですよ」
とお伝えしたら
「肘の曲がる内側かと思いました!」
と言われました。

確かにそういうイメージも持てますね!
解説すると
こちらが正面でそのちょうど裏側が背面、
こちら小指側が内側で反対 親指側が外側ということになります。

「手と足で内と外が逆向きになりますね!」と。

そうなんです!仰向けに寝ると手の平が上になるのが自然ですよね?そっちが正面なのです。

その方はピアニストですが、ピアノを弾く姿勢って手の平が下を向くので解剖学的にいうと本来身体を使いにくい姿勢になるのです。

ここで試してもらいたいのですが、
自分の顔の前に手を出してください!
そのとき手の平と手の甲、どちらを自分に向けるが自然に感じますか?

肩甲骨がどのポジションにあれば、自然な身体の使い方ができるのか?肩こりや首痛に悩んでいる方には、大事なポイントになります。

身体の仕組みが理解できると、適切な演奏フォームを作り上げることができるようになると思いますよ。

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